特色ある診療体制

統合失調症

統合失調症は特別な病気ではなく、約100人に1人の割合で発症すると言われています。発症する年齢は20歳前後が最も多いと言われていますが、様々な年代で発症する可能性があります。男女別でみると、発症のピークは男性で15-25歳、女性では男性より遅く25-35歳と閉経前後の40-45歳と2つのピークがあります。

統合失調症とはどんな病気なのか?

統合失調症は脳の様々な機能の統合が障害されると言われています。思考、行動、意欲、感情、知覚などが障害され、様々な症状が出現します。

統合失調症の症状

陽性症状

本来は無いもので、幻覚、妄想、興奮などがある

陰性症状

本来は有るものが失われたり、鈍くなること

認知機能障害

物忘れのような症状や、以前に比べて物事の理解が悪くなったり、融通が利かなくなったりすること

統合失調症の治療

統合失調症は様々な治療の組み合わせが重要となります。

薬物療法

薬物療法は最も重要な治療です。急性期・慢性期を通じてどの段階でも重要となります。薬物療法が不十分では、その他の治療に参加すること自体が難しくなってしまいます。

疾患教育

患者さん自身やご家族が統合失調症について正しく理解をすることで、再発率が大きく異なります。

精神療法、リハビリテーション

疾患教育を患者さんが受け入れるためには、医療者との良好な信頼関係が築かれることが重要となります。そのためには精神療法が重要となり、支持的精神療法を基本として患者さんの苦悩への共感や傾聴を中心に治療を行います。加えてリハビリテーションも行い、再発予防や日常生活、社会生活の改善の対応を行います。

三原病院での取り組み

当院では、地域連携拠点として、令和元年に専門チームを立ち上げ、統合失調症という疾患に対する理解を深めていただけるための活動に取り組んでいます。コロナ禍で企画していた市民講座は実現できませんでしたが、地域連携拠点病院としての活動を絶やさないように、入院患者様に対して「疾患の特徴・治療・薬の付き合い方」に関する講義や、医療スタッフに向けてオンラインによる「リカバリーを目指した統合失調症治療の取り組み」の講義を開催しています。

最近では、高齢者施設からの要望もあり、「統合失調症の疾患について、対応のコツ」と題して、オンライン勉強会を開催しています。今後も要望があれば、開催について検討を行いますので、お気軽にご連絡下さい。

疾患の特徴・治療・薬の付き合い方に関する講義
リカバリーを目指した統合失調症治療の取り組み

家族教室

統合失調症の治療には、ご家族の協力が大きな役割を果たすと言われていますが、一方でご家族の負担や不安も大きいものです。家族教室では、病気に関する必要な知識をお伝えし、ご家族の話も聞かせていただくことで、ご家族の不安や疑問を少しでも軽減し、患者様とともに元気になっていただくことを目指しています。

内容/担当者

第1回 病気について 公認心理師
第2回 お薬について 薬剤師
第3回 リハビリテーションについて 作業療法士
第4回 福祉制度について 精神保健福祉士
第5回 ご家族トーク会 公認心理師
日 時

第1・3土曜日(祝日の場合は変更あり)
13:30~15:00

場 所

三原病院内

対 象

統合失調症の患者様のご家族
(入院・外来を問いません)

参加費

無料

申込み

主治医または精神保健福祉士へ
お気軽にお問合せください

参加されたご家族様の声

  • 色々と話を聞いて参考になりました。
  • 本人と良い安定した関係を築きたい。病気の理解を深めたかった。勉強になりました。感謝!
  • 皆さんの色々な話を聞けて良かったと思います。
  • 自分も歳をとるし、先々どうしたらよいのか、いつも思っています。
ご相談・お問い合わせ
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