院長ごあいさつ
特定医療法人 大慈会 院長あいさつ
「大いなる慈しみの心で」
当院のホームページを訪問いただきありがとうございます。
当院は昭和36年に「三原神経科病院」として開設以来、60年間地域の精神保健福祉に貢献してきました。「大慈会」という法人の名称にあるように「大いなる慈しみの心で」をモットーに掲げ、心の問題を抱える人たちに向かい合い、問題の解決に向けて日々励んでいます。
平成30年の第7次広島県保健医療計画では、精神科救急の県拠点病院として指定され、また、統合失調症、児童思春期、認知症、災害精神医療、アルコール健康障害においては地域連携拠点に指定されました。各分野において医師、看護師、公認心理師、精神保健福祉士、作業療法士ら多職種でチームを作り、治療や啓発の活動を行っています。不登校やいじめなど児童思春期の心の問題から、高齢者のうつや物忘れなどの問題まで幅広く対応しています。どうぞ遠慮なく相談ください。
職場のメンタルヘルスや認知症の問題などが年々深刻化することを背景に、精神医療の重要性が大きくなっていると感じています。行政や他の医療機関・介護施設と連携し、こころの問題を抱える人たちを癒し地域で共生する支援をすること、研修病院として医療人を育成することを私たちの喜びとします。
当病院のある尾三地域は人口20万少しの広島県の地方都市ですが、すぐ近くにしまなみ海道、やまなみ街道、ゆめしま海道を有し、瀬戸内の風光明媚な美しい地域です。この地で安心して生活ができるように、当院の医療理念である「科学・共感・自立」を尊び、いつでも良質の精神医療が提供できるように邁進してまいります。今後とも皆様のご理解とご支援をどうぞよろしくお願い致します。
令和4年8月
特定医療法人 大慈会 三原病院
病院長 小山田 孝裕