特色ある診療体制
活動報告
日ごろは三原病院のホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、三原市役所危機管理課の溝上様を講師にお迎えして院内研修を行い、32名の職員が参加しました。
「地域の防災力を高めよう」というテーマで、防災・減災のための基礎知識を学びました。また、ハザードマップを確認しながら、中之町の災害リスクについても改めて確認しました。
三原市では平成30年7月豪雨による多大な被害が記憶に新しく、水害に意識が向きがちですが、地震への備えも忘れてはならないというお話が印象的でした。南海トラフ巨大地震が発生した場合、三原市の最大震度は6強に及ぶとのことで、その場合の人的被害の想定についてもお話がありました。
避難の際は立ち退き避難が理想的ですが、多くの患者様や職員のいる医療機関では垂直避難が現実的であり、そのためにはあらかじめ人員配置、避難場所、患者様への声かけ方法などを検討しておく必要があることを学びました。
学んだ内容を防災マニュアルのアップデートに活かし、引き続き防災・減災対策に努めてまいります。